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2008年09月08日 体験入学レアメニュー!

夏休み明け初日も元気に出勤の石井です(・ω・*)ゝ
夏休みも終わり、とうとう9月ですねですね
みなさんは夏休みエンジョイできましたか
石井はちょっと遠出をして盛岡〜青森〜北海道の旅をしてきました
いやー!とても涼しかったです!そして楽しかったー
冷麺ジンギスカンが美味でした

と、石井の旅話をしていると本題までたどり着かないので旅話はまたの機会に

今まで体験入学・オープンキャンパスに遊びに来てくれた方は実際に体験実習でいく
つかの実験をしたと思いますが、実はまだみなさんがやっ

ていないレアメニューがある
のです・・・(゜O゜)

みなさん瓶に入った「ラムネ」を知っていますか?
瓶の飲み口のところにビー玉がはまっているアレです。
あれって開けるときシュワシュワあふれてくるし・・・
飲むときに瓶を上げすぎるとビー玉が飲み口を塞ぐし・・・
飲み終わった後に残ったビー玉ががとても気になるし・・・
と、最初から最後まで楽しませてくれる彼ですが

なんと、なんとっなんとっっ

飲み終わって取り残されたビー玉を再び飲み口にはめちゃおうという実験があるのですっ

どうやるかというと・・・と、詳しく説明したいところですがっ
楽しみがなくなってしまうので秘密です

でもでも、ラムネ実験の一部始終をお見せしちゃいます(=´∇`=

試薬の溶けた水に、新たな試薬をまぜてー

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一生懸命シャカシャカ

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できたーどー

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簡単そうに見えますが、実はとても難しいのです
もちろんチキン石井もやってみました
チキンっぷりを発揮してみんなの出来を見届けてからの最後のシメ係りです

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もちろん成功しましたよ(^o^
みんなとの集合写真!生首みたいにしようと思ったのに結構ズレた

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このラムネ大会で「ミスラムネ」に輝いた小林さん

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ということで、とても楽しい実験でした

自分もビー玉をはめたいっ!と思ったら、

ぜひぜひ体験入学・オープンキャンパスに

遊びに来てください

みなさんとのラムネ大会を楽しみにしてます


(担当:車の免許がほしくてたまらない石井でしたっ)

n-90811554 at 12:34 | この記事のURL | |

2008年09月01日 食品とバイオテクノロジー (9)

月曜日担当の中島です。

自らの限界に挑戦している『食品とバイオテクノロジー』の9回目です。
前回(8回)で説明させていただいた、一般的な醤油の概念とは異なるけれど親戚関係にあるものの続きを説明させていただきます。

醤油(ショウユ)“醤”という文字は日本では「ひしお」と読みますが、中国語では「ジャン」と発音し、どちらも食品を麹(コウジ)と塩で発酵させた調味料のことを表しています。ということで、前回説明させていただいた魚を発酵させたものは魚醤(ギョショウ)醤油は大豆や小麦など穀物を発酵させるので穀醤(コクショウ)と呼ばれています。

さて、この“醤”という文字を使用した調味料ですが、中華料理などに使用される豆板醤(トウバンジャン)甜麺醤(テンメンジャン)なども実は穀醤(コクショウ)に分類される一般的な醤油の概念とは異なるけれど親戚関係にあるものなのです。

豆板醤(トウバンジャン)は中華料理の中でも、マーボー豆腐など辛い味付けで有名な四川料理に欠かせない調味料で、これは空豆(ソラマメ)を発酵させてつくられます。当然、辛味を出すためには唐辛子がたくさん含まれていることは言うまでもありませんね。

一方、甜麺醤(テンメンジャン)は別名「中華甘みそ」とも呼ばれているように、独特の甘さが特徴です。原材料は小麦で、これを麹で発酵させるのですが日本で一般的に使用されている麹とは菌の種類が異なります。醤油と同じ小麦を麹で発酵させても、醤油とはまったく異なる味や香りが生まれるのですから、発酵とは不思議なものですね。毎回の繰返しになりますが、応用生物(バイオテクノロジー)の世界は本当に奥が深いです

辛さでは四川料理に負けていない韓国料理で使用されるコチュジャン(苦椒醤 ← こんな漢字表現もあるらしいです)も、同じ穀醤(コクショウ)の仲間で、大豆、小麦、黍(キビ)などを原材料としもち米の麹を使用して発酵させます。もちろん辛味のもととして、唐辛子もたっぷり含まれています。

ちなみに最近日本でも使用されるようになったXO醤(エックス・オー・ジャン)は、80年代の後半に香港で考案されたもので、原材料の一部に豆板醤を含みますが製造の過程に発酵はありませんので、正式には発酵調味料としての“醤”に含めないほうが良いようです。

さて、ここでいつものように画像をご覧ください。これは、前回と同じときに同じデパートの食品売り場で撮影した、発酵戦隊 ジャンの皆さんです。

2008090101

 

 

 

 

麻辣醤(マーラージャン)というのは初めて見ましたが、中国では一般的なのかな? ・・・・
以前、中国に旅行した人からお土産に麻辣火鍋という、恐ろしく辛い料理用の総合調味料(粉末でした)をいただいたことがありますが、その関係の調味料らしいことは予測できますね。 詳しいことが判ったら、また報告させていただきます。

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お知らせです  

次週の月曜日は都合により、中島は書込みできそうにありません。
連続書込みの記録が途絶えてしまって残念ですが、月曜ブログ担当超強力サポート隊員の小林さんと石井さんが書き込んでくれると思いますので、安心&楽しみにしています。
ということで小林さん、石井さん  よろしくお願いしますね 


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n-90811554 at 11:54 | この記事のURL | |

2008年08月30日 ものづくりサマーフェスタ2008 大盛況です!

月曜日担当の中島です。

今日は月曜日ではありませんが、『ものづくりサマーフェスタ2008』について報告させていただきます。

このイベントは日本工学院テクノロジーカレッジが蒲田・八王子の各キャンパス内で8月29日と30日の2日間開催しているもので、応用生物学科では「お部屋の香水づくり」を担当しています。

2008083001

 

 

 

 

まず、小さな容器に入っているいろいろな香りから自分の好きなものを選び、何と何を組み合わせるかレシピを考えていただきます。「この香りとこの香りは合わせない方が良い香りがしますよ!」といったアドバイスは、在校生のお姉さんが優しくアドバイスしてくれますから安心です。

2008083002

 

 

(←クリックしてみてください)

 

そして最終的な調合は、「マイクロピペットの操作などお手のもの」という田中先生が素早くやってくれますから、これまた安心です(画像をクリックしていただくと、田中先生が手を素早く動かしているがお分かりになると思います)。
自分のレシビで製作されたルームフレグランスに、みんな大喜びです。

イベント初日の昨日は、約70名のお子さんがこの「お部屋の香水づくり」を体験してくれたそうです、田中先生は「今日は90名から100名分は作りますよ!」と頼もしい発言をしていました。

『ものづくりサマーフェスタ2008』は、高校生以下の皆さんに“ものづくり”に親しんでいただくためのイベントで、すべて無料です。
本日(30日)も13時〜15時で開催しておりますので、お近くの方はぜひおいでください。

n-90811554 at 12:19 | この記事のURL | |

2008年08月25日 食品とバイオテクノロジー (8)

月曜日担当の中島です。

自らの限界に挑戦している『食品とバイオテクノロジー』も、8回目となりました。
・・・と、毎回のように心細い書き出しをしつつ、本題に入らせていただきます。

今回は、前回(7回目)では触れなかった醤油(ショウユ)の種類について、一般的な醤油の概念とは異なるけれど親戚関係にあるものを簡単に説明させていただきます。

まずは魚醤(ギョショウ)です。

魚醤(ギョショウ)とは、魚(もしくは魚介類)を原材料とする発酵食品(調味料)です。日本で古くから使用されているものには、能登半島北部で製造されている「いしる」や、秋田県で製造されている「しょっつる」があります。
「いしる」はイワシやイカ、「しょっつる」はハタハタという魚から作られます。これらの原材料を塩とともに漬け込んで数ヶ月置くと、魚の内臓に含まれていた消化酵素と自然混入したカビや菌による発酵が進み、しだいに原材料が溶けるとともに独特な香りと色、そしてタンパク質が分解されて濃厚な旨味(うまみ)成分を含んだ液状になります。これをフィルター等でこして、場合によっては加熱による発酵を止める過程を経て市販されています。もちろん製造の過程には発酵期間や温度管理、それに秘伝的な手法などもあります。

これらの発酵は魚自身の消化酵素や自然混入するカビや菌に頼っているところがありますので、近年は麹(コウジ)や酵素を人為的に加えて製造する方法が検討されています。酵素、カビ、細菌、麹(コウジもカビの一種です)の力を利用して食品を加工する、まさに応用生物(バイオテクノロジー)の世界ですね。

日本古来の魚醤(ギョショウ)意外に、最近ではエスニック料理の流行とともに海外の魚醤が見かけられるようになりました。代表的なものがタイ料理で使用されるナムプラーやベトナム料理で使用されるヌックナム(ニョクナムとも呼ばれています)です。
ナムプラー・ヌックナムともにイワシ科の小魚などを原材料としていますが、塩分量や発酵・熟成の過程が異なるので、それぞれ独特の風味を持っています。

魚醤(ギョショウ)は一般的な醤油とは異なる独特な香りを持っています(場合によっては強烈な臭いと表現した方が良いかも知れません)。そのため「どうしても食べられない」、「臭いが苦手」というヒトもいるようですが、その一方で強烈な臭いも含めて「たまらなく好き!」というヒトも多いようです。
納豆やチーズなども同様ですが、発酵食品の独特な香り(臭い)に関しては好き嫌いの差が大きい傾向にあるようです。そのため納豆の時に触れましたが、発酵食品の香り(臭い)を抑える技術の研究もされています。これも応用生物(バイオテクノロジー)の世界ですね。

醤油と親戚関係にあるものについてはまだ続くのですが、今回はこの辺にしておきます。

下の画像はお店で売られていた「いしる」「しょっつる」です。さすがに近所のスパーにはありませんでしたが、ちょっと離れたところにある大きめなデパートの食品売り場で発見しました。いや〜、日本全国の様々な特産品が簡単に手に入る便利な時代になったものです。

2008082401

 

 

 「しょっつる」塩汁とも塩魚汁とも書くようです。

 

ちなみに中島がお勧めのご当地調味料は、高知県馬路村(うまじむら)の「ゆず村・ぽん酢しょうゆ」です。今までネットでお取り寄せしていましたが、上の画像を撮影させていただいた食品売り場で売られていることを発見しましたので、これからは気軽に購入できます。 ちょっとした嬉しい発見です!


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n-90811554 at 5:0 | この記事のURL | |

2008年08月18日 食品とバイオテクノロジー (7)

月曜日担当の中島です。

『食品とバイオテクノロジー』 シリーズも7回目となりました。このシリーズがいつまで続くのか・・・ というより自分の知識の限界に近づきつつあり、いつまで続けられるのか自分でも分からない状況です。

と、冒頭から不安を垣間見せるような書き出しをしておいて、今回は醤油の種類について説明させていただきます。醤油の作り方については、前回の書き込みをご覧になってください。

醤油は基本的に5種類に分類されますので、それぞれを簡単に説明いたします。

濃口醤油(こいくちしょうゆ)
全国の醤油消費量の80%を超える、もっともポピュラーな醤油です。関東以北の地域では90%以上が濃口醤油ですので、醤油=濃口といっても過言ではありません。日本の南側では濃口醤油の比率が下がるのですが、それでもどこの地域でも70%前後は濃口醤油のようです。ただし、九州地方では同じ濃口醤油といっても、関東以北のものに比べると非情に甘い味をしています。東京人の中島は以前九州に旅行したときに、醤油があまりにも甘いのでびっくりした経験があります。

淡口醤油(うすくちしょうゆ)
濃口醤油に比べて、色や香りを抑えるように作られた醤油です。製造過程において濃口醤油よりも食塩水を多く使用していますので、うすくちといっても塩分控えめではありません。醤油の色や香りを抑えて、野菜など素材本来の持ち味を活かす関西料理などで多く使用されています。

溜まり醤油(たまりしょうゆ)
主に中部地域で作られる醤油で、濃口醤油・薄口醤油は原材料の大豆と小麦がほぼ同量の割合で作りますが、溜まり醤油は大豆を主原料とし小麦はわずかな割合しか使用しません。大豆と少量の小麦に麹(こうじ)を入れて「味噌玉麹(みそだまこうじ)」を作り、これに食塩水を加えて仕込み、これからしみ出す液を何回も汲みだしては注ぎかけて熟成させることで、とろみ・濃厚な旨味・濃い色・芳醇な香りが作り出されます。刺身用の醤油として使用されたり、煮物・照り焼き・蒲焼きなどに使用されています。

白醤油(しろしょうゆ)
溜まり醤油とは逆に、小麦を主原料とし大豆はわずかな割合しか使用しないで作られる醤油です。薄口醤油よりもさらに色や香りが抑えられていますが、甘みは強めです。

再仕込み醤油(さいしこみしょうゆ)
製造過程において、食塩水の代わりに醤油を使用して作られます。単なる食塩水ではなく旨味や香りの成分を含んだ醤油を使用して仕込むのですから、旨味・色・香りともに濃厚な醤油ができあがります。山陰地方から九州の一部で作られており、おもに刺身などのつけ醤油に使用されています。

以上が代表的な5種類の分類です。それにしても、大豆・小麦・麹・食塩という4種類の原材料によって作られる醤油ですが、原材料の分量や発酵・熟成過程の条件の違いによって、多彩な醤油ができるものですね。顕微鏡や分析技術のない古来から、微生物の働きを応用して多彩な醤油味噌を作り出してきた人間の技術はすばらしいと思います。

醤油の分類としては、上記の他にも塩分を控えた減塩醤油や、出汁(ダシ)成分を含んだだし醤油こんぶ醤油など、さまざまな種類の醤油が市販されています。下の画像は我が家の近くにあるスーパーの醤油売り場ですが、実にたくさんの種類の醤油がならんでいるものですね。

2008081501

 

 

 

 

我が家は東京の下町にあるのですが、このスーパーでも白醤油(広島産)や、溜まり醤油(愛知県産)がちゃんと売られていました。また変わったものとしては、玉子かけご飯専用醤油というものまで売られていました。

ところで、麹(こうじ)と手前味噌のときに触れられていただいた、米麹(こめこうじ)も醤油コーナーのすぐそばに置かれていましたので、ついでに撮影してきました。

2008081502

 

 

 「みやここうじ」の伊勢惣さん←リンク

 

この米麹を発売しているメーカーさんのホームページには、甘酒や手前味噌の作り方を詳しく紹介していますので、興味がある方はご覧になってください(画像の横にリンクを張っておきました)。

学生さんの夏休みも、残すところ2週間となってしまいました。暑い日が続いていますが、夏バテしないように気をつけて楽しい思い出をたくさん作れると良いですね。


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