応用生物とバイオテクノロジー その2
2008年06月19日 応用生物とバイオテクノロジー その2
バイオに関する用語を、もう少し説明しておきます。
検索エンジンでこのページに直接到達した方は、下記に前回の書き込みをリンクしておきますので、そちらも参考にいただけると幸いです。
ただし、あくまでも初心者の方を対象とした簡単な用語解説です。
前回の書き込み →応用生物とバイオテクノロジー
バイオプラスチック(バイオマスプラスチック)
植物等の由来物質を構成成分として一定以上の量含んでいるプラスチックのことで、ちょっと前にトウモロコシから作られたプラスチックの製品がテレビなどで話題となっていました。二酸化炭素の発生を削減できるなど、地球環境に優しいプラスチックです。
社団法人 日本有機資源協会さんのホームページに、非常に分かりやすいQ&Aがありましたので、興味のある方は下のリンクからご覧になってください。
バイオマスプラスチック Q&A
バイオインフォマティック
生物学のいろいろな問題を、情報学、統計学、数学、コンピューターの技術を応用して解こうとする学問のこと。ヒト(人間)の遺伝情報を解析するプロジェクト(ヒトゲノム計画)などでは、バイオインフォマティックの手法が不可欠です。
バイオメトリクス
人間の身体的特徴で個人の識別(認証)をする技術のことで、生体認証ともいいます。身体的特徴の代表的なものとしては、指紋、手のひらの血管、顔、声などがあり、ATMで手のひら認証(血管で認証しています)を採用している銀行や、パスワードの代わりに指紋で認証するパソコンなどがありますね。
バイオニック
生物システムと機械システムを組み合わせて、どちらか片方よりも強力な拡張システムを作ろうとすること。
余談ですが、今から30年ぐらい前にバイオニック・ジェニーというアメリカのテレビドラマが日本でも放映されていたので、30年前を知る世代には懐かしい言葉かもしれません。ちなみにジェニー(女性です)はスカイダイビングの事故で瀕死の重症を負ってしまったのですが、両足・右腕・右耳をバイオニック化されて生命の危機を脱し、そのバイオニックのパワーで悪いヤツをやっつけるというドラマでした。
バイオに関する用語解説ですが、一応今回はここまでとしておきます。
担当 : 本当は月曜日担当の 中島でした
バイオテクノロジー = 応用生物
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