コンニャクイモがお出迎え〜
2008年07月27日 コンニャクイモがお出迎え〜
夏休みに入っても予定表は真っ白のまま、ブログ界のファンタジスタ a.k.a 八王子校・応用生物学科のかわちです。
さて、夏休み前の実験最終日、BL1(←実験室の名前ね)に植物界からの転校生がやってきました(OLからの転校生の「里中れもん」ちゃんのマネ)。
コンニャクイモ(生後4か月【推定】)です。
なお、当然ながら芋の部分は土の中ですので、見えません。あしからず。
コンニャクイモ(学名Amorphophallus konjac)は名前の通り、こんにゃくの原料となるサトイモ科の植物です。しかし、コンニャクイモに含まれるシュウ酸カルシウムのため、普通の芋のようにそのまま食用とすることはできません。
現在、市場で販売されているこんにゃくのほとんどは、生のコンニャクイモから作られているのではなく、芋をすりつぶしてコンニャクマンナン(グルコマンナン)の成分を精製・乾燥させた精粉(せいこ)から作られています。なお、コンニャクイモは多年草なので、原料に使える大きさに育つまでに3年かかります。今は高さ12 cmですが、3年後の収穫の時期には1 mぐらいにまで生育するらしいです。
また、コンニャクイモは植物なので、花も咲くのですが、5年程度生育しないと咲くことはないので、残念ながら通常の畑では見ることはないです。
立派な花が咲くまで育てるか、こんにゃくの製造実習に使うのかは決めてませんが、とりあえず大きくなるまで育ててみます。
このブログでも生育日記をつけていきたいと思いますので、ご期待ください。
なお、実際のコンニャクイモを見てみたい方は、オープンキャンパス+体験入学で見ることができますので、ぜひ来てくださいね。
では。また不定期に
(ポニョって女の子だって初めて知った(笑) かわち@八王子)
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