品質管理検定 とは
2009年03月12日 品質管理検定 とは
花粉と闘う、中島です。 もう担当曜日は気にしません!
今回は、応用生物学科の学生さんが挑戦している品質管理検定について、極力簡単に説明してみたいと思います。
例えば、皆さんが街中のハンバーガー・ショップにお友達と一緒に入って、同じメニューを注文した状況を考えてみてください。
同じメニューのはずなのに、出てきたモノは・・・
パテ(お肉)やバンス(パン)の大きさ・厚さ・焼き加減が全然違う
先日食べたときと、まったく違うものとしか思えない味だ
今日は、お金を払ってから長時間待たされた
テレビのコントではないのですから、こんなショップでは困りますよね
もちろん、手作りである場合はできあがりに多少のバラツキがあっても、ある程度は許されると思いますが、でもそのバラツキにも許される範囲があって、同じ料金で明らかな違いという状態では、お客さんは許してくれませんよね。それに、味や大きさの違いという点ならまだしも、衛生面でのバラツキについてはまったく許されません。
そこで、限られたコストや条件のもとで、可能な限り等品質でなおかつ高品質の製品を作り出すために必要なのが品質管理という考えです。
ハンバーガー・ショップを例に説明いたしましたが、この品質管理という考えは小さなお店から巨大な工場まで、作られるモノも食品、医薬品、化粧品といったものから、家電製品、自動車、その他の大きな工業製品まで、何らかのモノを製作、保管、運搬、販売するすべての過程において必要になります。
応用生物学科の学生さんが目指す将来の職業の代表的な分野としては食品・医薬品となりますが、安全で、衛生的で、品質の高い製品を、いかに限られたコストと時間(労力)で製作し、販売までのすべての過程でその品質を維持していくのか、その理論や実践について学習し、実力の証明として資格試験に挑戦しているのです。
品質管理検定には1級〜4級のグレードがありますので、詳細は下のリンク先をご参照ください。
ちなみに、品質管理検定はQC検定という略称もあるようです。
(Quality Control = 品質管理)
品質管理検定について、分かりやすく説明できたのかなぁ?
ちょっと不安です・・・・
その他の資格についても順次説明させていただく予定ですので、お楽しみに
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