応用生物学科ブログ 個別記事

テクノロジーで社会を豊かにする。



八王子 2年制 ※八王子校のみ設置 中級バイオ技術者をめざす人のための学科情報ブログ 応用生物学科

オープンキャンパス・体験入学

インフルエンザに対処する

2009年11月13日 インフルエンザに対処する

世間で猛威をふるっているインフルエンザ。
日本工学院 応用生物学科も健康に関する勉強を
する場所ですので、その対処法についても学びます。

その中でも特殊な器具や試薬等を使わないで済む最も
効果的な対処法は「うがい」と「手洗い」です。
知れ渡った当たり前の方法ですが、なぜこの方法が有効なのか
ちょっと考えてみたいと思います。

その前にちょっとインフルエンザの基礎知識!
インフルエンザを引き起こす原因はインフルエンザウイルスという
ウイルスです。
インフルエンザウイルスは通常“細胞内”に寄生するので空気中や
床、机の上などで長時間存在することはできません。
完璧に人などから遮断された紙の上で15分程度しか存在しません。
さらに、人の皮膚などにはRNaseという酵素があるので
インフルエンザウイルスはすぐに不活化されてしまいます。
という事を踏まえながら・・・

まずは「うがい」から。
ウイルスは「粘膜」から侵入します。その侵入にかかる時間は
約20分足らずといわれています。ものすごく速い感染を見せます。
日本の水道水には蛇口付近で消毒薬である塩素が
0.1mg/L以上含まれていなければならず(水道法)、水道水自体が
簡単な消毒薬の役割を果たします。
ウイルスは消毒薬などに弱く粘膜から侵入しようとしているときに
「うがい」をすることで不活化させたり、洗い流したりすることができます。
しかし、感染までとても速いので「帰ってきたらすぐうがい」が基本です。

そして、うがいのポイント!うがいをするときには「ガラガラ」としますが
多くの人は「あ〜〜〜〜〜〜」と言っていると思います。
「あ〜〜〜〜〜」が水を動かして「ガラガラガラ〜」と聞こえる訳です。
しかし、この方法は余り良くありません。
最も良いうがいの仕方はこの音です「ゴロゴロゴロ〜〜〜」!!
発音は「お〜〜〜〜〜〜」と言ってください。

何が違うかというと「のどの開き具合」が違います。
「お〜〜〜」の方が喉の奥まで水が行きますので、しっかりと
うがいができます。 これが1つのポイントです♪

次に「手洗い」です。
皮膚にはウイルスを不活化するものがあるからいいんじゃない?と
思うかもしれませんが、そうも行きません。
人間の中で最も多くの種類の物体に接触するのは手です。
その時に汚れが付きます。汚れに紛れたウイルスなどもいる訳です。

そのウイルスが手から食品に移り、口に入ってくる。
汚れた手で目をこすってしまう。汚れた手で鼻の中を触ってしまう。

こんなことをするとあっという間に感染します。なので手を洗うわけです。

当たり前を当たり前にするというのがとても難しい訳ですが
朝起きて顔を洗ったり、ご飯食べたら歯を磨いたり、朝は「おはよう」と
挨拶はできる訳ですので、ぜひとも習慣にしてみてください。

n-90811554 at 17:19 | この記事のURL | |