種なしブドウの種と種なしスイカの種
2009年11月17日 種なしブドウの種と種なしスイカの種
冬の果物と言えば何といってもミカンです。
手で剥けて、甘くて、みずみずしくて、コタツの中で食べれる。
私は果物が大好きですが、剥くのがめんどくさいのが欠点です。
なので、剥いてあるモモとかパナイップルとかリンゴとかナシとかが
大好きです。
味は好きなんだけどあまり食べないものがあります。
それがブドウとスイカです。ブドウは食べるのがめんどくさいのと
スイカはどこまで食べればいいのか分からなくなるのが
あまり食べない理由です。
そのブドウとスイカですが、種なしブドウと種なしスイカというのが
売っています。では種なしブドウの種があるのか
種なしスイカの種があるのか問題です・・・。
種なしブドウの種はありません。種なしスイカの種はあります。
では種なしブドウの種はどこにあるかというと種ありブドウの種が
種なしブドウの種です。種なしブドウは通常、種をつけますがわざと
種をつけさせないために「ジべレリン処理」という事をしています。
このジベレリン処理という植物ホルモンによる処理によって
種はできないけど実を結ばせる事が出来るようになります。
では種なしスイカの種はどのようなものかというと
ふつうのスイカを育てている途中に「コルヒチン」という薬品で処理を
してあげます。すると染色体が4倍体の雌花を作ることができます。
そこに、普通のスイカの雄花の花粉を受粉させるのです。
普通のスイカは染色体が2倍体になっています。
(4+2)÷2=3 となりますので、出来上がってくるのは3倍体の
スイカができてきます。この3倍体のスイカに2倍体のスイカを
掛け合わせると(3+2)÷2=2.5という小数点以下の染色体に
なってしまい、種などが形成されずに種なしになるというものです。
同じ、種なしですが、種がなくなる仕組みがちょっと違います。
バイオテクノロジーが活躍しているちょっとしたお話でした。
手で剥けて、甘くて、みずみずしくて、コタツの中で食べれる。
私は果物が大好きですが、剥くのがめんどくさいのが欠点です。
なので、剥いてあるモモとかパナイップルとかリンゴとかナシとかが
大好きです。
味は好きなんだけどあまり食べないものがあります。
それがブドウとスイカです。ブドウは食べるのがめんどくさいのと
スイカはどこまで食べればいいのか分からなくなるのが
あまり食べない理由です。
そのブドウとスイカですが、種なしブドウと種なしスイカというのが
売っています。では種なしブドウの種があるのか
種なしスイカの種があるのか問題です・・・。
種なしブドウの種はありません。種なしスイカの種はあります。
では種なしブドウの種はどこにあるかというと種ありブドウの種が
種なしブドウの種です。種なしブドウは通常、種をつけますがわざと
種をつけさせないために「ジべレリン処理」という事をしています。
このジベレリン処理という植物ホルモンによる処理によって
種はできないけど実を結ばせる事が出来るようになります。
では種なしスイカの種はどのようなものかというと
ふつうのスイカを育てている途中に「コルヒチン」という薬品で処理を
してあげます。すると染色体が4倍体の雌花を作ることができます。
そこに、普通のスイカの雄花の花粉を受粉させるのです。
普通のスイカは染色体が2倍体になっています。
(4+2)÷2=3 となりますので、出来上がってくるのは3倍体の
スイカができてきます。この3倍体のスイカに2倍体のスイカを
掛け合わせると(3+2)÷2=2.5という小数点以下の染色体に
なってしまい、種などが形成されずに種なしになるというものです。
同じ、種なしですが、種がなくなる仕組みがちょっと違います。
バイオテクノロジーが活躍しているちょっとしたお話でした。
n-90811554 at 16:25 | この記事のURL | |