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良い時代なのか悪い時代なのか

2010年11月29日 良い時代なのか悪い時代なのか

結構マンガ読みます。ゲームもしますよ。アニメもみます。

自分が学生の時を思い出すと、みなさんとあまり変わらない
気がしますね。

私の時代も就職氷河期と言われた時代でした。
今思い返せば、バイトの面接に行くぐらいの感じで就活でしたね。
全く本人に自覚なし。厳しいと言われても何と比べて厳しいのか
比べる基準がなかったんですね。

その時、とある偉い先生(名誉教授のおじいちゃん)に言われたのが
「君は努力もしないでわがまま言うんだね。それでは認めてもらえないよ」
という台詞でした。
月収○○万円以上、東京か神奈川、なるべく大きくて、ちゃんと休みが取れる
会社がいいなんて当時は思っていたので何か響きました。

そのあと、その先生に「努力しています」ってつきなみの言葉を発しました。

そしたら、じゃあ「何について努力しているの?」と聞きかえされました。

「研究活動頑張ってます!」と言ったら笑われながらこう言われました。

「君の研究成果はノーベル賞を取っちゃうかもね」って。
「もったいないから来年からUCLAにでも留学しなよ、私の知り合いがいるから」と。

その時、なんて無茶な事を言うじいちゃんだと思ったのですが
偉い先生が言いたかったことはそんなことじゃないんです。

「自己満足で努力しましたなんて言うってことは、努力してない人の言い訳だ」という事。
大学院に進んで再びその先生をお会いした時に以前、かけてもらった言葉の
意味はこんな意味ですか?って聞いたら

「少しは大人になったね」と言われました。「でも少しね」ってまた笑われたのでした。

なんで、「でも少しね」と言われたかというと「内定もらったの?」と聞かれ
「まだなんです。このご時世ですし」と言ってしまったからでした。

どんなご時世でもちゃんとしてる人はちゃんとしてるんですね。
他人のせいにするうちは子供で評価なんてしてもらえないと年を取ったら
分かりました。


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