就職活動が難航しています。
予想以上に震災の影響があちこちに出ているようです。

直接的な打撃はないようですが、政治不安や経済状況の悪化、
電力不安によるイレギュラーな対応、それに伴う取引先との
取引回数の減少による減益など、様々勘案しますと決して
会社の状況が良い方向にだけ動くと推測できないと言う心理が
働いているようです。

学生さん達は奮戦はしているものの、旗色は決して良くないと
言わざるおえないかも知れません。

さらに、不安なのが年末から就職活動が始まる現１年生ですね。
就職活動の早期化という問題からもマイナビなど就活支援サイトが
１２月からエントリーになるなど繰り下げる状況です。
これにより企業さんがどのように動くのかも読めてきません。

不安は尽きないわけですが、良く聞かれるのが
「私は就職できますか？」「うちの子は就職できますか？」という
問いです。
こればっかりは、運などもあるのでなんともいえないのですが
ある程度（かなりの確率で）判定する方法があります。

それは、近くにいる社会人（例えばお父さんやお母さん）に

“自分が（お子さんが）自分の勤めている会社に新入社員として
　入って来る事が想像できるかどうか”　　　です。

自分の部署に部下や新入社員として自分が（お子さんが）入って来て
今年の、昨年の新人と同等に社会人として振舞えるか否かです。

もし、Noと判断されるなら採用もされません。
もし、Yesと判断されるなら採用まで行く確率は高いでしょう。

まぁ、Noという状態をYesという状態にする教育を行っているのですが
行動するのは本人です。受け取り手が真剣に素直に取り組まないと
そう簡単には行かないのです。