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基準が無ければ計れない

2011年10月31日 基準が無ければ計れない

基準ってとっても大切です。

1kgって水1Lの重さって覚えている人いると思いますが
厳密に言えば違います。(体積は温度で変るので)

じゃあ本当の1kgってなに?となると国際キログラム原器という
金属の塊があって、それを1kgとしているのです。
日本にも日本キログラム原器ってのがありましてそれが1kgと
しているのです。
(でも国際原器と日本原器はちょびっとだけ重いのです)

そして、国際キログラム原器は真空の容器の中に保存されて
いるようですが、表面に付着があったりして毎年ちょっとずつ
重くなっているそうです。
そこで2007年に原器を掃除したらなんと50μgもかるくなっちゃたそうです。

ここまで厳密でなくても言いのですが、実験道具って個体差があったり
ちょっとずれたりしやすい物が多いのです。
そこで、使用前には校正(キャリブレーション)というのを行います。
これで、基準にあわせてから計るのです。

ちょうど、テレビで放射線量を計る機械(ガイガーカウンター)に
ばらつきがかなり出ると言うのがやってました。
答えは校正してないからだそうです。

機械は正しく使えて初めて意味をなします。
数値も正しく理解して初めて意味を持ちます。

大きい、小さい、危ない、安全も全て基準があるから言えるのです。

意味を持たない数値は不安をあおるだけですね。

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