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三度まで

2011年11月16日 三度まで

私は良く失敗します。短期的な集中はできるのですが
長時間に渡って集中することが不得意です。
さらに、見直しやエラーチェックも苦手です。

ただ、「仏の顔も三度まで」とはよくいったものですが
3回連続で同じ事を間違えるってよっぽどの事が無い限り起きません。
それは、失敗から学ぼうとして再発防止をするからです。
逆に3度も4度も同じミスを繰り返す人は明らかに何か問題があるか
まったくやる気がないかではないでしょうか。

この、再発防止策というのが全てにおいて非常にセンスが問われます。
ただ、非常に単純なものでもあったりします。
それは「ルールにのっとって、日々努力する」なんていう抽象的な
内容だったりするわけです。

これが顕著に出たのは、新潟の中越を中心とした場所で2004年に
大きな地震がありました。新潟県中越地震と呼ばれるものです。
このとき原子力発電所の被害は震源から少しずれていた事もあって
ほとんどなかったと発表されています。
ところが、新幹線は脱線をおこして橋などにも影響が大きく出たそうです。
これは新幹線開業以来はじめての脱線事故だったそうです。

ここで両者の違いが出ました。
「安全運転の原則に則って、再発防止・被害軽減の努力をする」が原則ですが
原子力発電所は今回の大事故を起こしているわけです。
ところが、JRは脱線防止処置を全国に広めまして今回の東北の大震災では
1便も脱線しなかったようです。

失敗は誰でもします。ですが、その後の対応が重要です。
3度も4度も同じ事で失敗している人は、やる気がいないと判断されるでしょう。
原点にもどってしっかりとやるべき事をやるようにしましょう。

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