今年の就職戦線は全く読めない状況です。

経団連の方針では来年7月からの選考で10月内定という流れです。
選考期間が短く、最初から力を発揮できるタイプの学生さんへ
内定が集中することになるでしょう。
さらに、準備の取りかかりに遅れますと12月、年明けへと内定時期が
ずれ込んでいくことが予想されます。

一方で、この指針は強制するものではないというコメントも出ています。
数年前に専門学校の1年生の12月頃から（大学3年の12月に相当）
スタートしていた就職活動を4月へ遅らせた事がありました。

この時、正直に守った大手・大企業さんはあまり被害がなかったと
思いますが中小企業さんたちは優秀な学生が確保できずに
痛い目を見たという事を聞いています。
これを事前に察知してかもっと早くから動かれた企業さんも
いらっしゃるとの話も風のうわさで聞くこともあります。

さまざまな状況を勘案しても非常に舵取りの難しい状況ですが
ただ１つ決定的にいえることがあります。
それは、『いつでも問題ないように常に準備しておくこと』の
一言に尽きるのではないでしょうか。

11月6日（木）はその第一歩、就職模擬試験です。
1年生諸君にはしっかりと準備の結果を出していただきたいと思います。