ファンタジーとSFとバイオテクノロジー
2015年11月05日 ファンタジーとSFとバイオテクノロジー
ファンタジー作品で有名なものと言えばロードオブザリング(指輪物語)や
ハリーポッターなどですね。日本の作品ではアルスラーン戦記や
ロードス島戦記などでしょうか。ゲームになるともっと直に名前が上がりますね。
SFはサイエンスフィクションの略ですね。フィクションとは作り話や創作のことですので
科学をもじった形で作りだした作り話や創作作品になります。
有名なところではスターウォーズや海底二万マイルなどが上がります。
日本はSFは得意としていて宇宙戦艦ヤマトや風の谷のナウシカなどもSFと
いえるとのことです。
ファンタジーやSF作品では物語内の一貫したルールがあって、
破たんをきたさないように常に話が展開していきます。
(たまに破たんしてるものもありますが)
そして、目に見えない特殊な創造物(例えば、魔法や霊や特殊能力など)を
上手に描いて読み手をその世界に導いていきますね。
応用生物学科と何の関係があるのか?という話ですが
学生さんから他の先生の授業の様子を聞いてハッとさせられたことがありました。
それは授業中にこう投げかけらたそうです。
「きみにはここに存在する窒素分子(N2)と酸素分子(O2)がみえるか?」
当然目には見えません。そこで見えないですと答えたそうです。
先生はこう切り返しました。
「私には見えます。心の目を使って手に取るように見える」
すばらしい!同僚とはいえ教えを受け感銘を受けました。
ファンタジーやSFと同じく、バイオテクノロジーの世界では目に見えない物が
多数あります。それを具現化するかのように学んでいくのです。
本質を見させていただきました。
そして、ファンタジーやSFのようにすべてにルールがあり
破たんをきたさないように理論を組み立ててしっかり考えていく。
そして見えない物を見て目標を達成する。
以外な共通点でした。ただし、ファンタジーやSFではありませんので
コツコツ勉強して、トレーニングを積まないとそれはできません。
銀色のスライムがかった逃げ足の速いやつに会心の一撃は出ませんのであしからず。
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