【2022年】卒業制作展 Fromage de Palude
2022年02月25日 【2022年】卒業制作展 Fromage de Palude
2022年2月25日〜27日にて卒業制作展を内部向けに行いました。応用生物学科の作品は「Fromage de Palude(フロマージュ ド パルーデ)」。
このプロジェクトは、二年生の学生の一人がSDGsに関心を持っていたことから始まりました。SDGsとは、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)のことで、2015年9月の国連サミットでで採択された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。この中に「つくる責任、つかう責任」というものがあり、フードロス問題に関する取り組みも含まれております。プロジェクトに参加した学生さんが、このことに関心を持っていたことから、コロナ禍における牛乳の大量廃棄問題の解決に取り組もうとの話になりました。
まず、牛乳の廃棄問題は、その消費期限の短さから生じると考え、牛乳を加工してより消費期限の長い食品にすれば、問題の解決につながると予想し、熟成チーズを作製することにしました。チーズ作りでは、本学科で学んだタンパク質などの食品に含まれる成分の性質の知識や、微生物の取り扱いの技術などが生かせます。
チーズと一口で言っても、様々なチーズがありますが、プロジェクトでは、牛乳の加工により消費期限を延ばすことを目的としているので、熟成の必要なチーズを作ることにしました。そこで選んだチーズはゴーダ、カチョカバロ、ブリー、ゴルゴンゾーラです。それぞれ乳酸菌や白カビ、青カビなどの微生物の力を借りて熟成させます。熟成には長期間を要しますので、加工の際に目的の微生物以外の微生物の汚染を防ぐ必要がありますが、本学科では、微生物学実験などで微生物の純粋培養の技術を身に付けていますので、目的以外の微生物を汚染させずに操作するのはお手の物です。
実際にチーズを作製している様子がこちらです。衛生面に特に気を付けながらチーズを作製しました。
そして完成したチーズがこちらです。
左からゴルゴンゾーラ、ブリー、ゴーダ、カチョカバロです。実際に試食もしてみましたが、どれも美味しく完成していました。
今後、オンライン卒業制作展のページも公開予定です。本プロジェクトの紹介ページにはチーズを作製している様子の動画もございますのでぜひご覧ください。
このプロジェクトは、二年生の学生の一人がSDGsに関心を持っていたことから始まりました。SDGsとは、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)のことで、2015年9月の国連サミットでで採択された2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。この中に「つくる責任、つかう責任」というものがあり、フードロス問題に関する取り組みも含まれております。プロジェクトに参加した学生さんが、このことに関心を持っていたことから、コロナ禍における牛乳の大量廃棄問題の解決に取り組もうとの話になりました。
まず、牛乳の廃棄問題は、その消費期限の短さから生じると考え、牛乳を加工してより消費期限の長い食品にすれば、問題の解決につながると予想し、熟成チーズを作製することにしました。チーズ作りでは、本学科で学んだタンパク質などの食品に含まれる成分の性質の知識や、微生物の取り扱いの技術などが生かせます。
チーズと一口で言っても、様々なチーズがありますが、プロジェクトでは、牛乳の加工により消費期限を延ばすことを目的としているので、熟成の必要なチーズを作ることにしました。そこで選んだチーズはゴーダ、カチョカバロ、ブリー、ゴルゴンゾーラです。それぞれ乳酸菌や白カビ、青カビなどの微生物の力を借りて熟成させます。熟成には長期間を要しますので、加工の際に目的の微生物以外の微生物の汚染を防ぐ必要がありますが、本学科では、微生物学実験などで微生物の純粋培養の技術を身に付けていますので、目的以外の微生物を汚染させずに操作するのはお手の物です。
実際にチーズを作製している様子がこちらです。衛生面に特に気を付けながらチーズを作製しました。
そして完成したチーズがこちらです。
左からゴルゴンゾーラ、ブリー、ゴーダ、カチョカバロです。実際に試食もしてみましたが、どれも美味しく完成していました。
今後、オンライン卒業制作展のページも公開予定です。本プロジェクトの紹介ページにはチーズを作製している様子の動画もございますのでぜひご覧ください。
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